文科省「置き勉していいよ」義務教育という病
先日文科省が全国の小学校に「置き勉」を認めるよう通知を出したと報道されました。
約3割の児童がランドセルの重さに痛みを感じているという。
重さは40年前の1.5倍になったという。
そのニュースを見た感想は「知らねえよ」でした。
なぜ、そのような状況になっているのに、多くの学校は文科省がOKを出すまで認めなかったのか。
各学校には、各先生方にはこれを今一度自らに問い直してほしい。
児童の言葉になぜ耳を傾けなかったのか。
禁止していた目的はなんだったのか。
置き勉を禁止していた本来の目的は、「家でも予習、復習ができるように」ということだろう。
しかし、その目的は今でも本当に必要だったのか。
これだけ家庭にインターネットが広がった時代に教科書がなければ予習復習ができないと思っている教師はどれだけいるのか。
「おかしい」と感じていた大人も多かったのではないか。
義務教育は、文科省、教育委員会からの通達通りに子どもに義務を課すための機関ではないはずだ。
子どもの成長に真摯に向き合い、国の未来の宝を育む機関であるはずだ。
いま一度、各学校や先生方には目の前の現代の子どもたちに対して何が本当に必要で、必要ではないのか問い直していただきたい。
教育の力に期待しているからこそ、どうぞよろしくおねがいします。